カテゴリー
読書感想文

考動のススメ

「天才を殺す凡人」

「天才を殺す凡人」(北野唯我、日本経済新聞社)を読みました。起業家、起業を目指す人、起業家のサポートをする方には是非読んでいただければと思います。特に他者とのコミュニケーションのレベルを上げたい方、組織行動の結果を更に高めたい方にはおすすめです。


個人的に面白いなとおもったものの中で少しだけ下記に概要を載せます


「人生は配られたカードで勝負するしかない(中略)勇気出して配られたカードで勝負してもな、負けるなんてよーさんある。だどもな、もっと大事なのは、自分に配られたカードを世の中に出し続けることなんや。そしたら一つだけ約束できることがある。(中略)過去最高の自分に出会える〜常に勝負し続けること、それが成長のコツ、昔の上司に言われた言葉「量は質をつくる」〜


「大企業がイノベーションを起こすために必要なのは、若くて才能のある人と根回しおじさんだ」〜その通りだと思いました。「大企業」で起こすには両者が必要ですね。〜


「君の中にも少なからず天才がいる」〜才能の有無ではなく、才能を活かせているかどうかにきちんとフォーカスできるいい言葉だと思いました。自分の、そして他人の才能きちんと活かせる能力は貴重だと思います。誰しも自分の中に天才(創造性)、秀才(再現性)、凡人(共感性)をもつ。ただその割合が違うだけです。〜


「サイレントキラー」が多いのが大企業の常ですが意外に「共感」の神も存在します